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※5/27追記※
ご好評に付き完売している当商品ですが、在庫に少し余りが
ございましたので、少量ですが追加販売致します。
無くなり次第終了の予定ですので、お早めにお求め下さい!
※おかげさまで完売いたしました。次期バージョンをご期待下さい。


皆さん、こん○○は。Hでございます。

表題の通り、新商品の販売を開始致しましたのでご案内致します。


先日バイヤーKのブログで紹介していた製品ですが、紆余曲折を経て
ついに販売開始に至りました。こちらの商品ですが、ことの発端は
さかのぼること昨年の9月ごろにちょうどTA2020アンプ自作キットの
前身であるリユースICと基板のセットを販売していたころに戻ります。

その頃はリユースICとしてTA2020とTA2024の2種類を出品して
おりました。TA2020は需要も多く、リピート様も多数おられたのですが
TA2024は全くといっていいほど売れません。なぜかなと思い、
常連のお客様にお話を伺ってみたところ、ICサイズが小さく、
ICの足のピッチが非常に細かい為、さすがに手を出しづらいとの
ことでした。ご存知の方もおられるとは思いますが、TA2024といえば
某T社で大変有名なデジタルアンプがございます。評価も悪くない
ことからIC自体の素性は悪くないはずなので、ICの評価・比較を
してみたいと思っておられる方はきっとおられるはず、と思っておりました。

そこでTA2024のIC自体を最初から基板に貼り付けたような形の
半完成品キットのような製品が作れないかバイヤーKと協議を
していたのですが、いかんせんいまだ少人数で運営している
弊社では自作キットまでは作れるものの、さらに部品の貼り付けと
いったことまでは手が回りません。その為、泣く泣く諦めた経緯が
ございました。

それから少し月日が経ち、今年の2月ごろ、バイヤーKが自作キットの
情報収集を兼ねて複数のキットを試していた時に、当キットのベースで
あるTA2024搭載の完成品アンプ基板を見つけました。
当初は興味本位で試してみただけだったものの、製造メーカーと
コミュニケーションを取るにつれ、思いのほか弊社向けの仕様変更などに
対応してもらえることがわかりましたので、採用にいたりました。


完成品の状態ではわかりづらいのですが、もともと工夫された基板に
なっており、貼り付け部品だけの状態にすると隠されたパターンが
確認できます。音源入力や電源入力の端子が排他利用できたり、
カップリングコンデンサが複数のピッチに対応していたりします。
また裏面に貼り付け部品が向く構造の為、平滑コンデンサや
インダクタも比較的大き目の物が搭載できるようになっております。

このように結構面白い構造の基板だったにもかかわらず、
おりました。もちろん音質にも影響が出ています。
おそらく完成品を試してもTA2024はこんなものか・・・で終わって
しまうと思われます。

そこで、貼り付け部品以外を組み込まない状態で納品してもらい、
付属部品を弊社基準品質に変更したNFJ仕様のキットにリファイン
しました。おそらくTA2024-ICの評価・比較用としては十分使える
製品に仕上がっているのではないかと思われます。


なお、おそらく今後販売予定のTA2020自作キットと当製品の違いを
気にされる方もおられると思いますが、単純にチップが異なります。
音質に関しては、TA2024はTA2020に比べると低出力の分、
軽めでキレが良いといった感じでしょうか。私自身そんなに耳が
良いわけではございませんので、実際の違いは当製品の目的どおり
ご自身で確認された方が良いと思います。

以上のことからおそらく楽しんで頂ける製品かとは思います。
なお当製品は製造メーカーへの別注品となっておりますので、
仕様変更や基板改良は難しくなっております。ただ、それでも
弊社から提案をすることは可能ですし、弊社オリジナルキット製作の
参考にさせて頂きますので、ドシドシご意見、ご提案をお願いします。
また製作例や改造例などもお気軽にお送り下さい。


それではご検討宜しくお願いします。
これからも色々な製品を提案していきますのでどうぞ宜しくお願いします。


※4/25追記
4/25出荷分より、以下のツマミをオマケとしてお付けします。
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もともと現在別途出品中のLP-2020A+@NFJストア別注モデル第三ロット
に使用しているアルミツマミですが、仕入れ段階で傷や汚れ、若干の
軸歪みがあるものが複数ございまして、そちらは間引いておりました。
ただ使用できないほどの状態でもございませんので、こちらのTA2024
自作キット用のオマケとしてお付け致します。なおツマミの状態は
バラつきがございますので、あくまでもサービス品としてご理解下さい
ますよう、お願い申し上げます。



※以下写真・記述は補足情報です。製作時などの参考にしてください。
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※上記写真のような専用検査器具を使って全数検品しております。

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※素組みの際の部品配置は上記のような配置となります。

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※音声入力と電源端子は排他利用が可能になっております。
 用途に応じて組み替えて下さい。

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※フェライトビーズ実装箇所のシルク印刷がわかりづらくなっております。
 先述の完成例の画像を参考に組み込んで下さい。

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↑部品の違いが比較できるように比較写真をご用意しました↓
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※↑の状態で最大全高が29mm程度になります。ケース組込の参考にして下さい。