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★2013年3月6日21時より、販売開始
(※在庫安定までの間はお一人様三台まででお願いします)

お求めはこちらから!

完売御礼!



※3/16追記※
ACアダプタ在庫僅少の為、オプション受付を休止いたします。
ご自身で別途電源をご用意のうえ、お求め下さいませ。
ご迷惑をおかけしますがご協力宜しくお願いします。



皆様、こん○○は。Hでございます。

大変お待たせしました。
しばらくの間欠品していた弊社の定番製品といえる「LP-2020A+@NFJストア別注モデル」の増産分が入荷致しました。弊社取り扱いのデジタルアンプではNo.1のコストパフォーマンスを誇っております。製品写真などにも記載しておりますが、今回より『第五ロット』となっております。今回も若干ではございますが、マイナーチェンジしております。詳細は後述いたしますが、基本的には第四ロットとほぼ同じ仕様となっております。欠品期間中も多数のお問い合わせを頂戴し、誠に有り難うございました。
 


参考情報として、第三ロット、及び、第二ロットの詳細もご案内します。
  
  
さて、弊社取り扱いのLP2020A+別注モデルは僭越ながら様々な層の方からご支持を頂戴しており、非常にご好評を賜っている製品です。以前より、デジタルアンプや『LP-2020A+』について初めて知った方からのお問い合わせが非常に多い製品で、大変有り難い話、ここ最近は常連様がご友人用として複数台購入して下さっている事例も多くなっております。

早いもので弊社がLP-2020A+と歩み(?)始めてから三回目の春を迎えようとしております。弊社オーディオ関連商品の中では最も長い付き合いの製品となっております。残念ながら過去に色んなことがございましたので、何回も取り扱いを止めようかと思いましたが、紆余曲折を経て今に至っております。


さて、ご存知の方も多いとは思いますが「LP-2020A+」はベースモデルが少々残念な仕様となっており、一般品の評価は賛否両論がございます。弊社では別注品と言う形態をとりカスタマイズすることにより、標準品とはほぼ別物にはなっておりますし、そちらを実感された方の多くが弊社から拭く製品をリピート購入して下さっておられます。その一方、非常に期待されてお求めになられる方もおられるように思われます。

あえて申しあげますが、過大な期待は禁物です。

理由は以前より公言しておりますが、おかげさまで日を追うごとに新しいユーザー様が増えている大変有り難い状態なのですが、いわゆる中華アンプについてご存じない方もおられるように思われます。また、いわゆる電気屋さんで販売されているような一流メーカーのオーディオ製品と同じ視点で見ておられる方もおられるように思われます。あらかじめこういったアピールをさせて頂いてるおかげか、問題やクレームに発展したことは一度もございませんが、まず最初に誤解の無いようにご案内させて頂きます。



それでは、こちらより『第五ロットの改良点』についてご案内致します。

なお、先述の通り今回の第五ロットは良くも悪くも第四ロットとほとんど同じ使用となっております。その為、第四ロットと異なる箇所のみ重点的にご案内します。


★外観画像★
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続きまして、別注品の所以である内部改良点の一覧図を掲載致します。
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★NFJ別注モデル第五ロットからの変更点(画像に水色で記載)★
 
1、ボリューム抵抗の軸を金属製の軸から、樹脂製の絶縁軸に変更!
一般品で顕著な、製品個体差によりボリュームを素手で触った際にノイズが発生してしまうといった症状を根本的に防ぐ為に、第五ロットより弊社供給のボリューム抵抗を金属製の軸から樹脂製の絶縁軸の部品に仕様変更致しました。

2、平滑コンデンサを台湾メーカーから日本メーカーに変更!
第四ロットより平滑コンのメーカーが台湾メーカーに変更されていたのですが、弊社では別注品ということで重要箇所を上位パーツに変更しておりましたので、平滑コンデンサに関しても信頼の日本メーカーに変更致しました。音質面でさほど変化はございませんが、安心感は向上しております。


引き続き、弊社別注モデルの特徴をご案内します。


★NFJ別注モデルの標準品からの変更点(画像に緑色で記載)★

1、パワーインダクタを太陽誘電製にし、サイズアップ!
第四ロットより従来の別注品より2周りほど大きい太陽誘電のパワーインダクタに変更しております。最終段でのパワーの落ち込みが若干緩和されておりますので、元気よく鳴るようになったと思います。

※余談ですがメーカー標準品はノーブランドです。その代わり、TDKのものより若干サイズを大きくしたようですが工業用インダクタを採用しているとの事でした。参考までに弊社でもサンプルを送って貰い試聴したのですが、音質的に弊社が求めている物ではございませんでした。その為、弊社別注品に限り使用部品を指定しております

2、TREBLE/BASS/VOLUMEの3つのボリューム抵抗を変更
標準品:W.L製 ⇒ APAI社製ボリューム抵抗 高品質タイプ B20K x1 B50K x2
詳細は以前の記事に記載しておりますが、ボリューム抵抗を変更することにより、ボリューム抵抗由来のノイズはほぼ撲滅できます。また左右のバランスの個体差も小さくなっておりますので、ボリューム抵抗の変更はかなり効果的と言えます。また先述の通り第五ロットより軸の素材を変更し、より信頼性をあげるべく改良しております。

3、入力カップリングコンをオーディオグレード無極性に変更+容量Up
標準品1.75μF(ロットにより異なる) ⇒ nichicon MUSE ES BP 50V 2.2μFx2
全体的な音質の解像度向上と容量不足により低音が弱かった点を改善。標準品に比べて低音の厚みが増し、全域での音質の解像感も確実に上がっておりますので、聴きやすい感じになっております。

4、LPF側0.47μFのコンデンサをドイツ製オーディオグレードに変更
標準品:無名 ⇒ WIMA製オーディオ専用(銅足)MKS2 63V 0.47uF x6
出力段で乗っていた高周波成分をうまく処理している感じで、 ザラついた
雰囲気がなくなり、クリアで透き通った音になっております。

5、オペアンプ周りが弊社情報提供により改良されております
こちらに関しては厳密にはメーカー側の仕様変更なのですが、こちらの箇所の仕様変更に至った経緯は弊社からの改善要望に始まります。その為、おそらく現行の標準品でもこの箇所は同じ設計だとは思いますが一応ご案内致します。


以上の内容が弊社別注モデルの大きな特長となっております。
ご存知の通り、弊社では別注品として製品品質や音質の向上の為に各種対策用部品を弊社自らメーカーに供給しており、供給数量も必要最低限しか持ち込んでおりませんので、弊社別注品以外には使用されることはございません。

また部品変更以外にも弊社独自の検品による品質管理なども行なっておりますので、出来る限り安心してお求めいただけるよう努力しております。ですから、こちらの別注品は弊社でのみ入手可能な製品となっております。先述の通り、常連様からも高評価を頂戴している製品ですので、初めてデジタルアンプをお求めになる方はもちろん、既にメーカー標準品をお持ちの方はおそらくご満足頂けるのではないかと思っております。



と、上記内容だけでいけば良いこと尽くしのように思われてしまうかもしれませんが、そこはLepaiです。過大な期待は禁物です。

冒頭で申し上げましたが、元々LP-2020A+についてご存知の方や、中華アンプについてご理解頂いている方ならご存知の通り、LP-2020A+は中国製のデジタルアンプ、いわゆる中華アンプの代名詞的機種のひとつです。標準品に関しては、人によっては安かろう悪かろうといった評価を下されてしまうこともある、ある意味かなり特殊な製品です。

もちろん弊社で販売しているのはLP-2020A+をベースに弊社独自のカスタマイズを施したモデルですので、LP-2020A+の一般標準品とは全くの別物です。ただ、ベースモデル自体が特殊な製品ですので、弊社別注品のポイントのみを記載するとどうしても期待値が上がってしまいます。必ずしも皆様にご満足頂ける製品とはいえません
 
LP-2020A+は別注品でも外観や製品の仕上がりに未熟な
点がございます。完璧を求められる方や細かい点を気に
される方には、あまりおすすめできる製品ではございません。

弊社としましては思いいれのある製品ですし、多数の方に高い評価を
頂戴している弊社おすすめの製品ではございますが、新しいお客様の
誤解が無いよう、あらかじめご了承下さいますようお願いします。また、商品販売ページ内に少々長くなっておりますが、注意事項を記載しておりますので、初めての方はそちらをご理解したうえでお求め下さいませ。


なお、最後になってしまいましたが残念なお知らせがございます。

※LP-2020A+の仕様に関する注意点※
3.5mmステレオジャックからの入力が左右逆転している『仕様』です!

先ほども記載しましたが、今回の第五ロットは良くも悪くも第四ロットと同じ仕様です。ただ、良いことだけ同じ仕様であれば良かったのですが、残念ながら悪い点も引き継いでしまっております。

今回は内部写真にも掲載しましたが基板ロットは『120829PCB』と新しくなっております。ただ、弊社で確認した限り何故か第四ロットの『120301PCB』と同じ設計になっておりました(汗

バイヤーKも声を出して、『なんでやねん!』と激しく突っ込んでおりましたが、残念ながらLepaiです(涙


もちろん口がすっぱくなるくらい注意して欲しいと訴えておりましたが、

そこは中華これこそ中華、Made in Chinaでございます(泣


残念ながら、今回に関しましてギブアップするほかございませんでした。またユーザー様にご理解を求めるのも甚だ恐縮ですが、こちらに関してはご理解下さいますようお願いします。


なお、こちらの問題ですが通常使用であれば問題が無い方のほうが
多いかと思われます。また、RCA側の入力は正常ですので、SA-36Aなどと同じようにRCA端子のみ一系統入力のみでご使用の場合は全く問題なくお使い頂けます。

ただ、RCAと3.5mmステレオジャックを併用して似非セレクター的な使用方法をされる場合は、ご注意が必要です。3.5mmジャックに接続する音源側で設定変更できれば理想的です。それが出来ない場合は、RCA接続時に赤と白を入れ替えて接続(例:アンプ赤⇔ケーブル白)して頂き、スピーカー出力のR端子に左スピーカーをL端子に右スピーカーを接続させる必要がございます。スピーカーケーブルがクロスしてしまいますが、こちらも使用上の問題はほとんどないかと思われます。

なお、こちら以外の改善方法は残念ながら現状ではございません。その為、使用方法に応じて臨機応変に対応して頂く必要がございます。また、こちらの問題は弊社と同じ基板Lotでしたら、弊社別注モデルだけではなく、世界中に流通している一般品も該当するはずです。残念ながら、弊社以外にこの点に警鐘を鳴らしている会社がおられないせいか、メーカーが重要と認識していないのではないかと思われます。言い訳がましくなってしまっているかもしれませんが、ご理解頂けますと幸いです。


以上、LP-2020A+別注品第五ロットのご案内を致しました。上記のとおり特殊な製品ではございますが、弊社としましては『出来の悪い子供ほどかわいいもの』です。その分、手間隙をかけて育てあげていっている製品です。ぜひお試し下さいませ。


それでは皆様、今回の第五ロットも宜しくお願いします!
今回も長文にかかわらず全てお読み下さり、有難うございました!


※状況に応じてこちらの記事は加筆、修正を行ないます。