あのエンクロージャーキットが帰ってきた!!
以前、好評のうちにユニットと共に終売となった「ALTEC 2.5"ユニット対応 NFJ謹製エンクロージャーキット」がパワーアップし、対応ユニットをPeerlessブランドのフルレンジユニット「PLS-P830985」に替え最適化。
ハイグレードでコンパクトなイカしたスピーカーが製作可能なエンクロージャー自作キットとなりました!
その名も[MODEL-PLS]

前回のコンセプトは「お手軽価格でそこそこ良い音!のスピーカーを作って楽しめる」というものでしたが、今回は次元が違います!
なんせあの「B○O」も採用する高品質ユニットに最適化して再設計を行ったエンクロージャーですので、「お手軽価格で本気と書いて(マジ)のやつ」となっております。
横に大きめのスピーカーが置いてあったとしたらそっちが鳴ってるのかな?と錯覚するほどの羊の皮を被ったオオカミ的な素敵な小型スピーカーが出来上がります。

デスクトップに置けるサイズの最低限コンパクトな設計でこの音が出せるスピーカーは市販のスピーカーではなかなか無いでしょう。※あったとしても相当なお値段になるかと思います。
是非皆様!このキットをきっかけにスピーカーの自作にLet's try!



新製品のご案内


高品質 日本製 MDF材採用!
NFJ謹製 エンクロージャー自作キット[MODEL-PLS]
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当キットは「PLS-P830985」ユニットをベースに設計されたエンクロージャーキットです。
※スピーカーユニットは別売りです!別途お求めください!※
>>スピーカーユニット一覧

※当キットは穴あけ加工が必要です!※
>>
サークルカッター

お好みのスピーカーユニットと、ある程度の工具をご用意いただき組み立てれば、完成サイズ「W104×D140×H122mm」のコンパクトなスピーカーがペアで完成します!
今回のキットは弊社で一番人気のフルレンジユニット「Peerless PLS-P830985」を標準ユニットとして設計しております。

【当キット販売に至るまでの経緯】
Peerless PLS-P830985」スピーカーユニットが入荷して間もない頃、このユニットの評価用に試作したエンクロージャーに組み付けたところ、これがコンパクトかつ非常に良く出来ていた為、ユニットの評価が終わった後もそのままあらゆる新製品の音質評価用として大活躍、いつの間にか社内での試聴用スピーカーのデファクトスタンダードとなっていました。
音質と使い勝手については従業員一同大絶賛、更には外部関係各所の方々にも非常に評価をいただいた為、キットにしてお客様にも是非ご体感いただこうという事で、この「PLS-P830985用エンクロージャーキット」の企画がスタートしたのです。
最初は中国製の部材でコストを抑えようという試みで様々な材料を試していたのですが、前回のキットで日本製MDFの品質を体感していた者としては品質面でどうしても納得の行く部材が見つからず、前回同様日本製MDFの採用に至りました。
そして、日本製MDFに素材が決定したもののバッフルとバスレフポートの穴あけ作業で問題が発生!
実は前回のキットでは穴あけ加工に大変な労力とコストがかかっており、穴あけ作業を依頼していた会社でも「もう懲り懲り」とお手上げされてしまっていたのでした。
そのため、穴あけ加工について他の案を探すもコスト面で折り合いが合う案が出ず、頓挫してしまったのです。。。
その後月日が経ち、工具類のラインナップ強化の折に「サークルカッター」の取り扱いを開始。
お客様ご自身で穴あけ加工をして頂ける環境が整った事で一気にプロジェクトが進行し、長年の歳月をかけて今回のリリースに至ったという訳です。
部材内容も見直し、圧縮できたコストはそのまま販売価格に反映し、前回販売時よりお求めやすい価格を実現しました!

組み立てし完成すれば、「市販品でこのサイズでここまで高音質なスピーカー製品は無い」と言っても過言ではない、至高のコンパクトスピーカーが完成します!

こちらのキットはあくまでもスピーカーユニットの販売促進のためのベースアイテムという位置付けとして今回も採算度外視赤字価格で販売スタートします!
現在の価格ははっきり言って赤字』ですので、採算についてはお客様のご意見を参考にしながら今後追い追い考えて参ります。
そんな状態ですので、ぜひスピーカーや関連アイテムを是非ご一緒に購入して頂けますと助かります。

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【製品の特徴】

・日本製紙木材社取扱いの9mm厚MDF材(NEOボード SLU4-9)を採用!
輸入品のMDF(特に安物)は密度が低くスカスカで、エンクロージャーの部材としては不向きでしたので、実績のある安心の日本製MDF材を採用しました!
NEOボード SLU4-9 ※JIS A 5905 規格
厚さ:9±0.3mm 密度:0.65g/cm3

・日本の職人の手によるカット!
板材の国内仕入れにはじまり、日本の木材工場にて原板のカットを行っております。
日本でのカット加工ですのでカットの精度も非常に高精度となっております。
※極わずかなカット誤差はございます。加工前提の部材ですので予めご了承ください。

・穴あけ加工に便利なガイドシート付き
設計図の代わりに、穴あけ加工の位置決めに便利な実寸大ガイドシートを付属!
切り取ってMDF材に当て、穴あけのセンター出しやエンブレムの貼り付け位置までサポート!
別売のターミナル利用時の穴位置まで記載の親切設計です。

・密閉 or バスレフはお客様次第!
お勧めの標準設計はリアバスレフポート仕様!
しかし、穴あけはお客様ご自身で行っていただくため、密閉型にもフロントバスレフにもお客様のお好みで加工して頂けます。
フルレンジユニット単体では不足しがちな低域の改善を図るため、標準設計はリアバスレフポート仕様としておりバスレフによる低音増強が非常に効いています。

・最低限必要な物を全てセットに!
スピーカーユニット以外に必要となる部品は吸音材や仕上げ用のサンドペーパー・取り付けネジ・配線材など細かい部材までセットした、初心者にも比較的優しい組み立てキットです。
スピーカーユニットはお好みでお選びいただけるよう別売りになっております。
お勧めの標準ユニットは「Peerless PLS-P830985」ですが、お好みでそれ以外のユニットでもお使い頂けます。
2-3インチ未満 フルレンジスピーカーユニット


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【キット内容】

エンクロージャーキット ガイドシート ×1枚
板材:122mm×104mm×9mm厚 MDF材(日本製) ×12枚
バスレフポート:Φ26mm×48mm ×2本
端子:2Pプッシュターミナル ×2個
内部配線:赤黒配線 ×2本
吸音材:ニードルフェルト ×1枚(半分にカットして使用)
ユニット用取付ネジ:ネジ(大) ×8本 (※)
ターミナル取付ネジ:ネジ(小) ×4本 (※)
インシュレーター:スポンジゴム足 ×8個
エンブレム:FX-AUDIO-立体エンブレム(シールタイプ) ×2枚
その他:仕上げ用サンドペーパー#240 ×1枚
     仕上げ用サンドペーパー#400 ×1枚

(※)ネジは基本セット用です。
PLS-P830985以外のスピーカーユニットや別売のターミナルを取り付ける場合はサイズや数量にご注意いただき、合わない・足りない分は別途ご用意ください。

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【お勧め標準設計】

形式:リアバスレフ型
完成サイズ:W104mm×H122mm×D140mm
スピーカーユニット:Peerless PLS-P830985

◆別売オプションお勧めパーツ
配線用端子:ファストン端子
ターミナル:埋込型スピーカーターミナル『各種』バナナプラグ対応クリアグリップ
内部配線:WesternElectric 銅単線ツイスト ビンテージケーブル
吸音材(追加):カット済み ニードルフェルト
インシュレーター:ゴム足4個セット樹脂製 鋲足8個セット
予備部材:122mm×104mm×9mm厚 日本製MDF材 2枚セット(穴あけの失敗などのための予備に)


【必要部材・工具】

必ず必要なもの
スピーカーユニット(2個)
・木工用ボンド(接着に使用。コニシの木工ボンド、タイトボンド等)
サークルカッター(バッフル・バスレフポートの開口に使用)又はホールソーと取付可能な電動ドリル等
・ドリル刃(Φ6mm)
・プラスドライバー(ユニット、ターミナルのネジ固定に使用)
・ハンダ、はんだごて(配線材のはんだ付けに使用)

あると便利な物
ファストン端子・圧着工具
・カッターナイフ(穴あけ加工後のバリ取り等に使用)
クランプ、旗金(しっかりと圧着できます)
・キリ、ピンバイス(ネジの下穴加工に)
・マスキングテープ(余分なボンドからのMDFの保護やユニット保護、塗装の保護に)
・棒やすり(面取り作業が楽に行えます。削りすぎ注意!)
・オービタルサンダー(研磨加工が楽です。削りすぎ注意!)
122mm×104mm×9mm厚 日本製MDF材 2枚セット(穴あけの失敗などのための予備に)


【組立方法】

※はじめにご注意※
塗装する場合はユニット・バスレフポート・スピーカーターミナル以外の組み立てを行ってから塗装しますので下記記載の順序と異なります。
また、塗装前提で製作される際は背面の開口が大きくできる別売の埋込型ターミナルをお勧めしております。

1.上下面・側面の板を接着
底面となる板を長辺をサイドに短辺を前後になるように置き、その上に横板の長辺が底面のサイドと揃うように両端上部に立てて置き、その上に天面となる板を乗せた形になるように組みます。
たっぷりボンドを塗って箱を組み、クランプ等で圧着します。
point!
・接着前に側板のサイズをあわせておくと比較的綺麗に組み上げやすいです。
・MDFはボンドや水分を非常に良く吸いますので、最初は付けすぎかも?と思うくらいしっかり塗っておくことをお勧めします。
・クランプや旗金でしっかり圧着してください。
・はみ出したボンドは固く絞った布で拭き取ってください。

2.穴あけ作業
ボンドを乾かしている間に穴あけ作業をしましょう!
ユニット、バスレフポート、プッシュターミナルを設置する部分に穴を開けます。
お勧めの標準設計で製作する場合は付属のガイドシートで穴位置を合わせると便利です。
丸穴はサークルカッター(別売)を使うと便利です。

3.本体の平面出し
1.の工程でしっかり乾燥させ接着が完了したら、付属のサンドペーパーで接着面が平面になるように仕上げます。
point!
・綺麗に平面に仕上げるのには少し時間が掛かりますが、その分密閉度が上がります。
・オービタルサンダーなどをお持ちの方はこちらの作業が短時間で加工が可能です。

4.ユニットの取り付け
内部配線の芯線出しとユニットへのはんだ付けを行い、その後付属のネジでバッフル面にユニットを固定します。

5.バスレフポートの取付
付属のバスレフポートを挿入し、しっかりとボンドを入れて固めます。
弊社取扱のサークルカッターは開口最小径が30mmとなっており、付属バスレフポートのサイズより大きくなりますが、バスレフポート側にビニールテープを何重か巻く事でセンターに簡単に固定が可能です。

6.吸音材の装着
付属のニードルフェルトを半分にカットし、1.で組み立てた内部にボンド等で装着します。
このときに、内部配線をターミナル用の穴から引っ張り出しておきます。
point!
・付属の材料だけで製作する場合は天面の後部から底面にかけて垂れ下がるように付けます。
・吸音材は素材や厚さ、貼る面積で音が変わります。お好みに応じて色々とお試しください。
リファレンスとなった試作機では、片側につき2枚、左右で4枚のニードルフェルトで天面・底面・側面と背面に装着しており、可能であればこちらがお勧めです。
カット済み ニードルフェルト 100mm×300mm×5mm

7.バッフル・裏板の接着の接着
たっぷりボンドを塗って3.で組み立てた本体にバッフルと裏板を貼り、クランプ等で圧着します。

8.スピーカーターミナルの取付
スピーカー内部配線をターミナルにハンダ付け(※極性注意)し、付属のネジでターミナルを固定します。※締めすぎ注意!樹脂が割れます。
point!
・別売のバナナプラグ対応埋込型ターミナルを使用する場合は、事前にターミナル部の裏ネジをしっかりと締めて置いてください。緩むとビビり音などの原因になります。

9.仕上げ
お好みで最後にスポンジ足やエンブレムをお好みで貼り、完成です!


【注意事項】

・スピーカーユニットは別売です。セット内容にスピーカーユニットは含まれていませんのでご注意ください。
・当製品は自作キットのため、部材の加工及び組立作業が必要となります。
・組立作業には接着剤やハンダ等の消耗部材、ハンダゴテ・ドリル等工具のご準備が別途必要となります。
・組み立てキットのため基本的に保証はございません。
・商品到着時、組立て前の状態で不具合があった場合は交換対応いたします。
・MDFを塗装をする場合は下地剤の塗布が必須です。直接塗装はムラになりやすいのでご注意ください。
・MDF材には素材由来の色むらや多少の汚れ、原板のマーク(厚み部分にマジック)、加工時のバリや切削痕などがある場合がございます。
※検品にて程度の悪いものは排除しておりますが、加工前提の部材ですので予めご了承ください。
 気になる場合は裏表を考慮してお使いください。


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