NorthFlatJapan 公式ブログ

NFJ公式ブログ

2012年03月

※終了※TA2020アンプ自作キットPart2 基板の色を投票で決めます!

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※左から、白:従来基板、青:第一弾改良サンプル基板、緑:第二段改良サンプル基板

皆様、こん○○は。Hでございます。
先ほどバイヤーKより、第二段の改良サンプル基板が到着したと
報告をもらいました。

以下、Kからのコメントです。

※ ※ ※

本日サンプル基板が届き、一度組んでみてテスト後
最終的に細かい部分を手直ししたり字の部分の修正や
移動など若干の追加をした後、量産します。

パッド(ランド)も大きくできるところは大きく変更します。
量産もスルーホールでいくのでランド剥がれの問題はないのですが
作業性を良くする為の対策です。

基板のコストの件ですが、部品の選定がまだ途中の段階ですが
1.6mm ガラエポ基板(色未決定) 2oz(70μm) Padコーティング 抽測
以上の構成でいきます。

基板の色に関してはNFJ公式ブログの投票機能を使い皆さんの意見を
参考にしますので、もし希望がございましたら投票ください。
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※赤字が最終修正予定箇所です。

※ ※ ※



以上、Kからのコメントでした。
なお彼のコメントにもあるとおり、今週末にかけて実装部品を組み込んだ
サンプル品を製作し、最終調整に入ります。その為、正式な発注は
週明けの予定となっておりますので、それまでの間、基板カラーの
アンケートをとりたいと思います。過去に投票システムをテストしたことは
あったのですが、正式な使用は今回が初めてとなります。
うまく使えるようであれば、今後も同じように皆様のご意見を頂戴しようと
思いますので、お気軽に投票をお願いします。

それでは、基板カラーアンケートの詳細です。

1、緑 
2、青 
3、赤 


投票は無事に終了致しました。
量産基板の色は『青色』に決定です!
多数の投票、コメント、本当に有難うございました!


こちらの3色から、当キットに一番ふさわしい色を投票してください。
ちなみに、私HとバイヤーKは意見が対立しました(笑
その為、公平に皆さんで決めて頂きたく思います。
購入を予定されている方、そうでない方、たまたまこのページを見た方
どなたでもお気軽に投票をお願いします。

それでは皆様の貴重な一票を期待しております!


※終了しました※PCIデジタルアンプカードの付属品追加のご案内(標準・上位モデル両方)

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※こちらのケーブルはPCI接続型デジタルアンプカードの付属品です。
PC内蔵型 Tripath製 TA2024搭載 デジタルアンプ PCIカード
PC内蔵型 TA2021B搭載 デジタルアンプ PCIカード(上位モデル)

※2013年6月28日更新※
こちらの付属品は在庫欠品の為、終了致しました。
6/28以降の販売分には付属いたしませんのでご了承下さい。なお、当記事は過去の情報として残しておきます。


皆さん、こん○○は。Hでございます。

表題の通り、現在販売しておりますPCIカードタイプのデジタルアンプに
新たに付属品を追加することになりました。その詳細を記載致します。

現在PCI接続PC内蔵型のデジタルアンプカードは非常にご好評を
頂戴しておりますが、一部のお客様よりOS起動時などにノイズが
発生するといった報告を頂戴しておりました。こちらのノイズというのは
いわゆるポップノイズとはまた異なるノイズで、カードを搭載するPCの
音源機器や環境によって発生する問題と考えられております。

少し掘り下げてご説明しますと、TA2024標準タイプのカードは
遅延リレー回路こそないものの、TA2024のアンプから出るポップノイズは
かなり小さい仕様となっており、通常は問題ないレベルです。

またTA2021B上位モデルのカードに関しては2系統の遅延リレー回路を
搭載しておりますので、アンプON時に発生するポップノイズは
対策済みです。

以上のことからアンプによるポップノイズは問題をクリアしておりますが
購入者様がご使用になられております音源より発せられるポップノイズ
はPCIデジタルアンプカード側では音源として正しく増幅されてしまいます。

PCの音源(サウンドカード)をお使いになって使用される方が大半だと
思いますが、PC電源投入時(ここは少ない)やOSに引き渡すための
ハードウェア初期化時や起動する直前の画面などでポップノイズが
発生するサウンドカードもあります。もちろん、サウンドカードの種類に
よりますが一切でないものや軽いものも様々です。

上記の問題は当PCIアンプカード起因によるものではないので、
問題視しておりませんでしたが、先述の通りこの問題でお問い合わせが
ございましたし、やはりその部分を我慢していただくのも気分的に
良いものではございませんので、つい先日より上記写真のボリューム
調整ダイヤル付き延長ケーブルを付属させております。

そこまで良い物ではありません(低品質というわけではございません)が
入力音源のポップノイズが出ている時の対処法としてご活用ください。
問題の報告を下さった皆様方、ご意見どうも有り難うございました。

以上、付属品についてのご説明をさせて頂きました。
こちらの商品も宜しくお願い申し上げます。


P.S:TA2024チップ搭載PCIデジタルアンプカードのカップリング
コンデンサは、現在nichicon製のMUSE BPに変更しております。
比較したところ高音が綺麗に出るようになりました。
効果はありましたので追伸として報告させていただきました。

FX202Aの販売予定について

皆様こん○○は。Hでございます。

表題の通り、FX202Aの販売予定についてご案内します。
前回のお知らせでは、今週の入荷、3/31の販売予定と告知を
しておりましたが、現地での分解検品に思いのほか時間がかかり
今週日本へ出荷することとなりました。その為、日本側への入荷は
4月第一週となります。輸入時に事故が発生することはまずありえない
のですが、かといって私が現物確認前の3/31にフライング出品を
することはさすがに出来ません。

その為、大変恐縮ですがもう一週遅らせて頂き、4/7の販売開始
させて頂きます。申し訳ございませんがご容赦下さいませ。

※3/27追記
バイヤーKよりコメントが入りましたので、ご案内致します。
以下Kのコメントです。

※ ※ ※

NFJ公式ブログで触れていたFX202Aはまだこっちにあります(汗
本当にすいません。。。検品は全部終わって、外観的な不良分は一度
製造メーカーに戻したり一通り検品が終わり、1台中をチェックした際に
10000uFの電源平滑コンが固定されていませんでした(大汗

2月初旬に改善・注意部分をを8項目ほど書いた紙をラミネートまでして
製造メーカーに渡したのに。。。他の部分は修正されていましたが、ああー。
急遽連絡を取って聞くと忘れていたと、そして急遽固定するやつ送るよ!
って言ってそれから2日後送料着払いで届きましたよーっと(はぁー
近くなんだしタクシーかっ飛ばしてくるくらい。。。無理ですねー
しかも送料着払いって、、、大丈夫です。この習慣なれました(笑

そして、急遽こちら側で全部あけて電源平滑コンの上部にスポンジシートを
貼り付け完了しました。その際に1台不良が追加されました。。。

とりあえず量産になったら全部外注に頼むので部品組込精度や
納期は安定すると思います。ただ、今の試作ロットでも問題ないと
思うのですが、綺麗な方がいいですよね。
若干前回よりは丁寧に作ってもらってますよ。ただ手作業です。
あと外注に出した際は半田は標準のものになります。

※ ※ ※

以上、Kからのコメントでした。

なお、出品開始時間などは日本側への入荷、確認後に商品の
改良点などを加えて、改めて告知させて頂きます。
お待たせして申し訳ございませんが、もう少しだけお待ち下さいませ。

それではFX202Aの販売開始をご期待下さいませ!
今後とも宜しくお願い申し上げます。


現在出品予定中商品について

皆さんこん○○は。Hでございます。

表題の通り、こちらの記事では現在進行中の新商品、特に自作キット、
アンプ関連の情報をお知らせします。

まず誤解の無いようにご存知頂きたいことがございます。
現在製造中のTA2020アンプ自作キットに関しては、ほぼバイヤーK
主導の弊社オリジナル製品となりつつございますが、他のキット関係は
そういうわけでもございません。複数のメーカーとの相互協力で
製品開発、改良を行なっておりますので、進行状況には差がございます。
こちらに関してはご理解下さいますようお願いします。

・YDA138デジタルアンプ自作キット
こちらは現在開発者に初期バージョンの改良を依頼しており、
対応待ちの状況となっております。この製品の開発者はなかなか
多忙な人物の為、あまりレスポンスが良くありません。
その為、現在保留中とお考え下さい。但し、頓挫することは
まずないとは思いますので、気長にお待ち頂けますと幸いです。

※3/27追記※
バイヤーKから追加情報が入った為、追記致します。
以下、Kからのコメントです。

イメージ 2
※上記写真はNFJ公式ブログにも掲載しております中国国内向け量産ロットで、
うちの会社の専用モデルではありません。ただ、今どんどん複雑になってきている
YDA138のキットですが、そっちがちょっと難しすぎて今展開を再検討中です。

先日製造メーカーと新しく出来上がった色々な基板をみて楽しんでおりました。

ちょうど去年の今頃だと思いますが、その当時から考案していたものが
テストを重ねある程度形になった物も含まれており、面白かったです。

今回思ったことは、汎用で工夫するよりも専用のものを使ったほうが
いいんだなぁーっと実感しました。

※ ※ ※

以上、Kからのコメントです。徐々にではあるものの進んでいるようです(汗

基本的に弊社からの要望は、大幅な基板変更や部品の取り外しなどが
発生してしまうため、メーカーや開発者にとって面倒なことが多いです。
またメーカー側も試作ロットで中国国内の動向を探る為、弊社向けの
製品と中国国内向けの製品は独立して動いております。
ただ、最近は弊社独自仕様の製品をメインにしているため、
少々新商品の出品ペースが鈍いようにも思われます。
かといって、中国国内向け製品を日本でそのまま販売するのは
不安がございます。難しいところではございますが、
少し方針を再検討していこうと思っております。



・TA2024デジタルアンプ自作キット
こちらに関してはそもそもはバイヤーKが興味本位に購入した物で
いじりながらメーカーの人間と話したところ、思いのほか製品仕様の
変更に融通がきいたようで、急遽製品化が決まりました。


以下、Kのコメントです。

個人的に遊んでいたTA2024のアンプ基板を取り扱うにあたって
色々と課題があったのでその部分について書いていこうと思います。

まず大きさの問題で宅配便出荷になる為その部分でメール便出荷できる
方法として、挿し込みタイプの部品を全てキットとして外すようにしました。
私自身購入する際に、趣味的志向が強いものは送料も気になります。
うちの会社は宅配便でも490円で結構安い部類なので問題ないのですが
安いことに越したことはないですよね。

と同時に最初からついていた部品の品質(特にカップリングコンデンサ)
が微妙だったので挿し込み部品の全てをこちらで最適なものに変更して
付属するようにしています。あと、色々選択できるように
部品も何種類か用意してみました。

ここで問題になるのが、基板のみでの動作チェックですがここは
メーカーと苦戦しながら理解してもらい下記写真の検査キットを
製作し検品体制をとって頂く事になりました。

出品時に商品詳細や他にも細かい部分の変更などを再度ブログにて
掲載しますのでそれまでお待ちください。

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以上、Kからのコメントでした。

少し補足致しますと、以前よりTA2024の自作キットの展開を二人で
考えてはおりました。また一時期、TA2024のチップ単品も出品を
しておりました。しかしながら、TA2024はチップサイズが小さく、
チップの足も小さくピッチが細かい為、ほとんど売れませんでした。
また常連様にご意見を伺ったところ、さすがにチップ取り付けが
難しすぎると言ったご意見が多かったのです。

某T社でTA2024採用の有名なデジタルアンプはございますが、
それ以外のメーカーでTA2024採用アンプというのは、
いまひとつぱっとしないイメージがございます。かといって、
ある程度のポテンシャルを持っているチップのはずですので
比較やカスタマイズをしやすいように構想を練っていたのが
当製品でございます。

その為、複数のメーカーの製品を比較、やり取りした結果、
こちらの製品がもっとも理想に近いことが判明しました。
元々中国国内では完成基板を販売しているメーカーのようですが
使用部品に少々難があり、また部品がない状態の方がカスタマイズの
余地が残されている為、メーカーと相互協力でNFJ仕様の製品に
変更してもらいました。

特徴としましては、比較的音質の影響が大きい部品に関しては
お客様自身で取り付けする半完成品キットにしております。
加工が困難な貼り付け部品や肝心のTA2024は最初から
実装しておりますので、比較的組み立て安いキットとなっております。
またそういった仕様のため、メール便での出荷が可能な梱包サイズに
抑えられるように、設定しております。

ただ一部部品実装済みの半完成品キットですと、動作確認が
困難です。こちらに関してはメーカーが専用の検査機材を
用意してくれましたので、安心して製品提供が出来るようになりました。

お値段に関しては製造コストなどの関係上、少々高くなってしまうのでは
ないかと思いますが、1,500円以内には抑えたいとは思っております。
販売時期などを含め、正確な情報はおってご案内致します。


・FX-Audio-関連
先日投稿したFX202Aの記事に記載させて頂いたように、FX202Aの
初期ロット品の納品でもあたふたしている状態です。もともと
中国国内でも駆け出しのメーカーの為、どうも大量生産には
慣れていないようです。かといって、中国国内仕様はとてもじゃないですが
弊社では、そのままの状態で日本で販売しようとは思えない製品です。
使用部品の品質、組み込み精度などを含め、かなり厳しく指示を
出さないと日本向けの製品を作ることは出来ません。

その為、現在メーカー側で生産ラインの見直しを図っているようです。
弊社としましても、まずはFX202Aの量産品製造が最優先課題と
しておりますので、製造精度と効率の良い生産環境の構築を
メーカーに励んでもらい、それから新しいモデルの製造に入って
もらおうと思っております。その為、FX202A以外のアンプに関しては
当分お時間を頂戴すると思います。恐れ入りますが、弊社では
出来る限りよい製品を提供したく思っておりますので、
ご理解の程宜しくお願い申し上げます。


以上、現段階で取り扱いが決まっている商品の進行状況でした。
皆様、今後とも宜しくお願い申し上げます!



TA2020デジタルアンプ自作キット、進行状況のご案内

皆様こん○○は。Hでございます。

表題の通り、バイヤーKより自作キットの進行状況の報告がございました
ので、ご案内いたします。

なおご案内する前にあらかじめ申し上げます。
まず以下の情報は『TA2020自作キットPart2』の初期改良基板の試作品
です。現在、最終試作基板のサンプル品を製作中で配線パターン等が
以下のものと全く異なります。また実装している部品なども変更の
可能性がございます。あくまでも中関報告ですのでご注意下さい。


それではKのコメントを交えてご案内します。
イメージ 2
イメージ 1

※以下バイヤーKのコメントです。

前に発注していたサンプル基板を時間があったので作ってみました。
今再度発注をかけているサンプル基板とは違うのですが、
オフセット回路が追加されてどこまで変わったかや、オプション部分の
5V外部供給を組み込んだタイプと比べてみました。
※注)次回キットより、5V外部供給回路のオプションを増設しました。


オフセット電圧を調整して合わせるだけで音質結構よくなりましたよ。
OFF時のポップノイズはほとんど聞こえない状態で、
ON時も十分低減されています。

↓5V供給オプションなし
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↓5V供給オプション有り
イメージ 4
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ここから、ご協力頂いておりますあなろぐ氏と何度も打ち合わせを
しながら5,6回くらい引き直した基板が出来上がってきます。
こちらは電源入力部分から完全にAGNDとDGNDを分離させて新たに
配線を追加し配線の更なる強化と取り回しをご提案いただき
部品の配置も何箇所か変わっています。
あとカップリングコンデンサの選択の幅が広がっています。
リード間5.0-7.5-10.0-12.5-15.0-16.xmm
ただ、ボリューム抵抗などの位置は継承しています。

現在発注中のサンプルが届いて問題がなければ、もう1件別の方から
ご提案いただいておりました改良案件の手直しを少ししてから、量産します。

以上、Kからのコメントでございます。

少し私から補足させて頂きますと、弊社ブログにコメントを頂戴して
おります「あなろぐ様」より、先日弊社基板改良へのご協力の
お申し出を頂戴致しました。お恥ずかしい話、最初は参考程度の
ご意見かと思っていたのですが、大幅なパターン変更をはじめ
部品の配置、配線パターンの太さなど具体的、かつ論理的で
非常に効率の良い情報を下さりました。そのご意見を元に
大幅に改良を加えたのが現在製作中の最終サンプル品です。
※あなろぐ様、ご協力どうも有り難うございます!

ちらは後日公開いたしますので、今しばらくお待ち下さいませ。
上記写真とは全く異なる基板ですので、ぜひご期待下さい。


最後にTA2020自作キットの今後の予定についてですが、最終試作品の
完成、及び試作品の作成が来週3月最終週、4月第一週に量産基板の
発注を予定しておりますので、おそらく4月中旬から末にかけての
販売開始になると思われます。乞うご期待下さい!




FX202Aの進捗状況

皆様、こん○○は。Hでございます。

大変お待たせしました。
表題の通り、FX202Aに動きがございましたのでご案内します。

当初3月の上旬に入荷する予定だったものの、メーカーが部品不足などを
理由に大分先延ばしにされてしまいました。バイヤーKの再三の督促で
遅れることながら今週の頭にやっと現地事務所に製品が納品されました。

そのまま日本に送ることができればいうことないのですが、今回も
初回ロットですので前回のご指摘をふまえ、追加入荷分全数を分解し
使用部品や部品の取り付け上体の確認を含む内部検品を実施して
おります。その後、動作テストを行なう流れとなっております。
もう少しだけお時間を頂戴しますが、ご容赦下さいませ。

それでも今週末には日本への出荷が可能なようですので、
おそらくギリギリ3月最終週に入荷できると思われます。
また、今のところ入荷した週末の3/31に出品をしようと思っております。
もちろん最低でも3日以上の余裕を持って告知は致します。
平日か週末かどちらが良いか迷いましたが、今のところでは
3/31の夜に販売開始をしようと思っております。
※3/26追記:残念ながら一週遅れることになりました。
大変申し訳ございません。詳細は最新の投稿をご確認下さい。


なお、先述の通り現在検品中ですから、正式な販売個数や
販売開始日は後日改めてご案内致します。
恐れ入りますが、もう少しだけお時間を下さい。



ここからは余談ですが、今回のFX202Aの納品遅れは比較的気の長い
私でも少々憤慨しております。また今後のお付き合いのこともございます
ので、4月中に中国に行ってメーカーと直接話をしようと思っております。
また前回私が中国に行ってから10ヶ月ほどが経ち、新しくお付き合いを
始めたメーカーも複数ございますので、そろそろ挨拶を兼ねて行かな
ければいけません。現在スケジュールを調整中ですし正式決定では
ございませんが、正式に決まり次第、後日改めてアナウンス致します。


それでは皆様、今後とも宜しくお願いします!




LP-2020A+NFJカスタムサンプル品、販売開始のお知らせ

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※終了予定日時:3月26日(月曜)23時頃
当サンプル品は無事にご落札頂きました。
正直、びっくりしました。若干恐怖を覚えたくらいです(汗
多数の方のご入札、本当に有難うございました。

参考までにご落札頂いた商品ページのリンクを残しておきます。
リンク切れになりましたので、公開終了とします。


※ ※ ※
(以下出品時に公開していた記事です)


皆様こん○○は。Hでございます。
表題のとおり、試験的に弊社試作サンプル品を出品致します。

画像にも記載しているようにこちらの商品は『カスタムモデル』です。
簡単に言えば、LP-2020A+@NFJストア別注品の弊社による改造品です。
先日、バイヤーKのブログでも少し紹介しておりましたので、
概要はそちらのブログもご覧下さい。


余談ですが弊社取り扱いのLP-2020A+は短いようで長い歴史がございます。
それは弊社ブログをおって頂ければご理解いただけるとは思うのですが、
少し簡単にどういった変遷をたどっているかご説明致します。


・・・NFJとLEPAIの歩み(2015年1月最新版)・・・


※独自基準により検品をしたものの、弊社検品時の不良品率が異常に高い。
※メーカーに大幅な製品改良を求める。合わせて弊社検品基準を強化。
※モニター販売で多くのフィードバックを頂戴する。正式販売に向け対策実施。
2011年3月:LP-2020A+@NFJ選別品、正式販売開始
※安定供給を目指し、品質管理の精度を保ちつつ仕入れ量を増大。
※比較的長期間連続販売した結果、個体差が気になり改良点も増える。
 しかしながら、弊社からの膨大な要求にメーカー側がギブアップ。
 弊社から具体的な部品指定、部品持込、作業指示をすることに。
※過去にない出荷数量。次回ロットを早めに発注。
一部改良や部品指定を追加して、微妙にバージョンアップ。
 また早めに発注するも、メーカーの作業が鈍く入荷が難航。
※入荷数量ほぼノントラブルで販売するも、品質向上により
 今まで気にならなかった点も気になるようになる。でも、メーカー側に
 これ以上の改善要求は難しい状況。
2012年2月末:第二ロット品も一ヶ月弱で完売
※思い切って自社で部品交換などを実施して、製品改造テストを実施。
 それで自力で製品改良の具体的な方法を模索。
 合わせてコストのバランスを取った第三ロットを発注。
2012年3月頭:LP-2020A+@NFJストア別注品カスタムサンプルを製作
※日本へ出荷し、日本側で再検証、LP-2020A+の底力を再確認
※ほとんど不良もなく、無事に第三ロット生産数量全数完売。
 あわせて追加生産を依頼し、その際にマイナーチェンジを実施。
※すったもんだはあったものの、定番製品として熟成した感はございました
 こちらも過去最大数を生産したものの、完売致しました。 
※弊社からの提案もあり、メーカー側でコピー品対策を開始。
※第七ロットはコピー品対策との相乗効果で実質的に第三ロット以来の大幅バージョンアップ。ポップノイズもこのロットより大幅に低減しております。あわせてamazonでの販売を開始。過去最大の販売数にもかかわらず短期間で完売致しました。
※第七ロットの増産版。部品変更等で、より熟成を図っております。
 こちらは3月の初回販売後に増産を行い6月にも販売を致しましたが、
 大変ご好評を賜りいずれも短期間で完売と相成りました。(※amazonリンク)
THE FINAL』こと最終版にふさわしく大幅な基板設計の変更をおこない、
 ソケット式オペアンプの搭載をはじめとする搭載部品の強化を施し最終版
 として仕上げました。なおTA2020を搭載した「Lepai LP-2020A+」としては
 本ロットで終了の運びになりました。
Future is unknown...


初めて過去の変遷をまとめてみましたが、思ったより長くてびっくりしました(汗
ただ、弊社で初めて取り扱いを開始したデジタルアンプということも、おそらく
一番手間隙をかけている製品かと思います。実際ここまでくると自分たちの
子供のようにさえ思います(笑

それくらい弊社でも定番商品であるLP-2020A+のカスタム品です。
やはり自力で作業を行なう為、非常に時間がかかってしまい
なおかつ部品代も高くなってしまっております。ただあくまでも
サンプル品ですので、予算や時間に制限を設けずにバイヤーKが
寝る間を惜しんで気が済むまで手を入れた製品となっております。
ぜひたくさんの方にお試し頂きたい製品とはなっておりますが、
1台しか作っておりませんので、ご容赦下さいませ。

なお、お問い合わせなどの状況に応じて適宜こちらの記事に追記致します。
また商品の詳細はひとまず商品ページをご覧下さい。
(※若干出品作業で力尽きた感がございますので後日補足で追記をします。)

それではご検討宜しくお願いします!


※3/22追記※
前回の投稿で書ききれなかったことを、少し補足致します。

実は先日、当サンプル品と同じように部品交換をしたら、自分でも同じ仕様の
アンプを作れるのではないかといったご質問を頂戴致しました。
理論的にはその通りですので、商品ページの2枚目にある弊社で追加使用した
部品をご用意して頂き、ミスなく部品換装ができれば可能です。

ただ、以前より改造や部品換装時に基板やアンプを破損させたといった
事例が複数ございます。LP-2020A+はあくまでも完成品アンプですから、
取り外す部品のハンダを溶かす際に熱をかけすぎたことで周辺部品や
基板を破損させやすくなっております。適切な道具と技術をお持ちの方なら
可能かと思いますが安易に部品交換をするのはあまりお勧めできません。

特にLP-2020A+は部品交換時に破損させやすく、加工が難しい製品との
認識をしております。実際、今回の製品も細心の注意をもって作業に
挑んだようです。特にオペアンプの交換は骨が折れたと伺っております。

ですから、お気づきの方もおられたかもしれませんが、今回のサンプル品に
関しては分解した基板写真は掲載しておりません。単純に部品交換を
実施しただけですから、技術と知識をお持ちの方でしたら、公開情報だけで
ある程度ご理解頂けると思いましたので、今回に関しては安易に改造を
推奨する原因を作らないよう、あえて基板写真は掲載しておりません。
こちらに関しては誤解の無いようお願いします。

以上、今後類似のご質問を頂戴すると思われましたので追記いたしました。
LP-2020A+の改造に挑まれる方はくれぐれもご注意下さいませ。


なお3/22段階で過去にないアクセス総数とウォッチリスト数を頂戴しております。
おそらくKの苦労も報われるのではないかと思われます。本当に有難うございます。
どなたがご落札して頂けるのかはわかりませんが、結果を見守りたいと思います。



新製品のご案内-TOKO社13RHBPデジタルアンプ用低歪・防磁22μHインダクタ 4個セット

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★こちらで1セット4個入り\596円にて販売中!★


皆さん、こん○○は。Hでございます。

表題の通り、日本メーカー『東光』製のデジタルアンプ用の個体インダクタ
です。ちょっと珍しい物が入荷致しましたのでご案内致します。

先日バイヤーKのブログで少し触れられていたのですが、彼が
LP-2020A+@NFJストア別注モデルで試験的に4Ω仕様と8Ω仕様の
サンプル品を製作致しました。その8Ω仕様の製品を作った際に
使用したのがこちらのインダクタでございます。
ブログなどでも改造部品の単品販売のご希望のコメントを
一部頂戴しておりましたので、今回新たに出品致しました。

最近懇意にして頂いている部品屋さんがたまたま仕入れた物のようで
スポット品ということから弊社でも少し多めに仕入れておりました。
こちらの商品も入手までにヒストリー(笑)がありまして、
中国(製造)→日本(製造メーカー)→中国(部品屋さん)→日本(NFJ)
といった回りくどい入手経路となっております(汗

ご存知の方もおられるとは思いますが、かなり信頼の出来る製品ですが
日本でもなかなか入手しづらい部品となっております。
それでもお値段は弊社の他の商品と同梱する際にお求めしやすいよう
出来る限り抑えた価格設定にさせて頂いております。
またデジタルアンプ向けで使用される方が大半だと思いますので
『1セット4個』にて販売をさせて頂きます。
ぜひ何かの機会にお求め下さいませ。

なお、スポット品につき再入荷の予定はございません。
完売時はご容赦下さいますようお願いします。

それではご検討宜しくお願いします。
これからも続々と新製品のご準備をしておりますので宜しくお願いします。


※参考情報※

●特徴●
・メーカーがデジタルオーディオアンプ用に
 開発した固定インダクタ13RHBPです。

・防磁設計(閉磁路構造、低漏れ磁束構)で
 磁界結束しない為、本来の性能を期待できます。

・低歪率でデジタルオーディオアンプに最適

・RoHS指令対応

●仕様●
メーカー名:TOKO(東光株式会社)

モデル名:13RHBP (シリーズ番号)

パーツ番号:A7502BY-220

インダクタンス(L):22μH

最大許容電流(A) :3.29A

許容差:±20% 直流抵抗(最大):45mΩ 

サイズ:直径φ13mm(Max) 高さ16.0mm(Max) リード幅5.0mm

※メーカー仕様書-PDFファイルです※

※梱包箱や梱包状態の画像です※
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東日本大震災から一年・・・3.11を振り返って(その1)

皆さん、こん○○は。Hでございます。

今回の投稿は業務には全く関連がございません。
あくまでも個人的な思いの投稿でございます。
かなり長文となっておりますので、お時間のある方はご覧下さい。



本日2012年3月11日であの東日本大震災から丸一年が経ちました。
先日の投稿で触れましたが、NFJストアの開店日は3月7日で、
開店直後のなれない作業の中でしたから、あの日のことは
今でもよく覚えております。

昨年の今頃はバイヤーKも日本に帰国しており、二人でリニューアルの
作業などを行なっておりました。ちょうど3月11日は私は所用で
事務所とは違う場所におりました。用事も終わって事務所に戻る前に
実家に立ち寄った際、家族の者がテレビを真剣に見入っておりました
のでふと目をやりますと、とんでもなく大きな地震があったとの情報が
繰り返し報道されておりました。津波に対する警告も出ておりましたが、
大阪にいることもあり災害の実感も弱く、急いで事務所に戻りました。

事務所に戻り車を駐車場に止めた際、先ほどの地震が気になった為、
車載のテレビをつけたところ津波の一波が到達した光景が流れておりました。
目を疑うような状況に愕然としながら、事務所に入ったところ
Kもテレビでその状況を目にしていたようで、二人で恐怖を覚えました。
もちろんその日も通常の業務を行ないましたが、物流の混乱が予想された為、
その対応に追われました。

それからの一ヶ月はリニューアル後の業務の復旧ももちろんですが、
物流が混乱状態にあり、また東北地方への商品のお届けが困難な
状態にあり、日々変わる状況を常に気にしながら業務をしなければ
いけませんでした。また被災エリアに御住みのお客様には個別に
対応をさせて頂いており、最終的にお取引を終えられたのは4月の
末頃でした。ほとんどのお客様とは連絡が取れましたが、
一名の方だけはどうしても連絡が取れず、諦めざるを得ませんでした。
当時出来るだけのことはしましたが、今でも心残りでございます。

そんな中であるお客様から、リチウムイオン充電池のご注文を頂きました。
ただご住所を拝見させて頂いた所、被害の大変大きかった地域で
残念ながらお届けは出来ないだろうと思いながらお電話でお話を
伺ったところ、どうにかして欲しいとの依頼がございました。
色々と方法を調べる中で、そのお客様のご住所が自衛隊の基地で
あることに気が付きました。用途までは伺いませんでしたが、
これはどうにかしてお届けしなければと思い、八方手を尽くした
結果、郵便局の局留めで何とかお届けをすることが出来ました。
また後日無事にお受け取り頂いたことも確認が出来ました。
このことは何かのお力になれていれば幸いに思っております。

今から振り返ると業務にも大幅に影響が出ており、今とは
全く異なる気配りが必要だったのだなと実感致しました。


また震災直後は友人、知人で東北に業務に赴く者もおりました。
一名は消防士の方で阪神エリア合同で応援に一週間ほど行っておりました。
帰ってきてから写真の印刷をして欲しいとの依頼がありましたので、
弊社のプリンターで印刷をしながらお話を伺いました。
その方は瓦礫の中から生存者を探す作業をされていたようなのですが、
結局見つけることは出来なかったとのことでした。それでも、
応援とは言えども安全が確立できていない状況でも現地に向かわれる
消防士の方には畏敬の念を抱きました。現地に行かれる際は
ご家族の方も大変心配しておられましたが、その方は50代も
後半のベテランの消防士さんで、『若い奴に行かせるよりは俺が行くよ』と
つぶやいていた言葉は、今でも忘れておりません。


もう一名は友人で全国チェーンの葬儀屋さんです。
あまり葬儀屋さんが身近にいるという状況は無いと思いました
ので、当時は葬儀屋さんも尽力を尽くしていたという事実は
皆さんにも知っておいて頂きたいと思い、触れさせて頂きました。

その葬儀屋さんは会員制を採っていることもあり、
3月はとんでもない状況に陥ったようで、急遽全国の関連団体に
応援要請が入ったようです。その友人はまだ新人ということも
あり、力になれるのかわからず、少々躊躇しておりましたが、
少しでも力になるべく勇気を振り絞って現地に向かいました。
もちろん普通の乗用車ではなく旧型の寝台車(ミニバン型の霊柩車)
で、道路の復旧も未完成な所を20時間以上をかけて現地に入って
おります。到着後はひたすらご遺体を荼毘に付す為に斎場と
火葬場を日に何回も往復したとのことでした。残念ながら
立派なお葬式は出来るような状況ではなかったものの、出来る限りの
お弔いをするべく必死で走り回ったと、大阪に戻ってきてから
伺いました。普通の建物が被災している状態ですから斎場や
火葬場も同様に被災しており、被災を免れた斎場と火葬場は
遠い場合で100キロ以上も離れており、道も荒れている状況で
大変苦労したと申しておりました。彼は2週間ほどで戻って
参りましたが、出発前と戻ってきた後では人として何回りも
大きくなって帰ってきたように思いました。


少々長くなりましたが震災について思うこと、覚えていることは
たくさんございます。私が今回こういった投稿をさせて頂いたのは
先述の通り個人的な思いではございますが、弊社のブログのような
公共の場に公開することにより、少しでも当時の記憶をたくさんの
方に少しでも覚えておいて頂きたいという思いで投稿しました。

「人は二度死ぬ」と申します。一度目は生物的に死んだ時、二度目は
人の記憶から忘れ去られた時と申します。今回のような震災は
忘れるような方はおられないと思うかもしれません。ただ人間は
どうしても少しずつ記憶は薄くなっていく生き物です。事実、
私自身、被害こそ免れましたが阪神大震災を経験しており、
十数年経ってしまうと少なからず風化してしまっていると感じております。
前向きに生きるという意味では風化は仕方が無いのかもしれませんが、
自分自身でなくとも過去の事例はいざ自分が災害に見舞われた際に
自分たちの身を守ってくれると常々考えております。
ですから自分自身のためでもありますが、少しでも誰かの記憶に
残せるような思いで筆を執ったしだいでございます。



実は今回の投稿は私の個人的な思いもございますが、先日頂戴した
あるメールにも起因します。数ヶ月前にヤフオクのお取り引きの
業務を行なっていたところ、少し目を引くお名前とコメントが
ございました。よくよく拝見させて頂くと、LepaiのLP-2020A+
デジタルアンプの最初期の頃にお取引させて頂いたお客様でした。
その頃は弊社でも暗中模索の状態で、品質管理も思うように出来ず、
その後の製品改良をつかさどる上で大変ご協力を下さったお客様
でしたのでよく覚えておりました。その方は東北三県にお住まいで
したので、安否を案じていたもののこちらからご連絡差し上げるのも
気をはばかられておりましたので、とても安心致しました。

その後、何回かメールでお話をさせて頂いた際に、被災された頃の
お話をお伺い致しました。やはり実際に被災された方の生の
お言葉ということもあり、当時の惨憺たる状況が直に伝わりました。
またそんな状況の中で弊社の製品が、ある意味特殊な形で大変お役に
立てたとのコメントを頂戴し、不謹慎ながらも甚く感激致しました。
また今後の大災害への備えなどの指南などもあり、こんな貴重な
情報を私の心の中にだけ収めるのはとてももったいなく思いましたので、
先述の私の思いと一緒に掲載させて頂くご本人様に許可を頂戴し、
今回掲載させて頂く運びとなりました。
正直な話、私の戯言よりも記憶に残るメッセージかと思います。



東日本大震災から一年・・・3.11を振り返って(その2)


こちらからお客様より頂戴したメールを転載させて頂きます。

※ ※ ※


●3.11を振り返って

私本人と家族は津波の被害を免れまして、全員無事でした。
津波は自宅から9~10kmほどのところまで来ました。地震発生日は建物に閉じ
込められていたのと、その後しばらく電気も来ていなかったため、あの惨状は
1週間近く経って後のTVで見ました。

言葉がありません…いまだになんと言って良いか分かりません。
絶句とはこのことですね…。

住居や街も震度6強~7の揺れでダメージは受けましたし、度重なる余震や被災
生活は不安が非常に大きい物でしたが、それでも私は被災地ではまだ恵まれて
いる方でした。とにかく何もかも根こそぎ奪っていってしまった津波のこと、
連絡のつかない知人のことが心に占める割合が大きかったです。


津波から逃れた仙台市郊外ですら電気は5日、水道は10日、ガスは34日を
復旧に要しました。被災地全体の中では早い方です。
下水処理施設は完全復旧に3年かかるそうです。

物資不足が深刻で備えもあまり無かったため、21世紀の日本でありながら
「飢え死にするかも…」という恐怖を味わったのは予測していなかった体験でした。
それまでは過去の大地震の例にならい、2~3日もあれば救援の手が差し伸べ
られると思っていたからです。

米のご飯(おにぎり1個)が食べられたのは震災発生後12日目のことでした。
それまでは1日に煎餅を一枚ずつ、チョコレートを一かけずつ、水かジュースの
飲み残しを150cc…などそんな感じでした。避難所へ行っても毛布や食料等救援
物資は何日も届かず、自前持ち込みのみという状態でした(被災地内格差、避難所
間格差と言われたりするものですね。あるところにはあるのですが…被災地が
広範囲すぎて物流があの頃は本当に止まってました)。ガソリンがとにかく無く、
緊急車両以外の一般人は震災から1か月近くでやっとクルマを自由に使える
ようになりました。


事故が起こった原発に近い地域に住んでいた親戚は長期避難生活をすること
となり、いまだ疎開中です。友人・知人には津波で家や家族を失った人、
震災で職を失ったり、失意のあまり音信不通や行方不明になってしまった人等いて
…でも自分も被災者で大した助けも出来ず、無力さにうちひしがれて随分
落ち込みもしました。体調も崩したり…
※重い話で申し訳ありません。今はもう大丈夫です!

悩んでいても物事は動かず…生かされている人間は自分に出来ることから頑張る
のみでした…Hさまと同じ気持ちでした。被災地に住んでいると、被災地以外の
地方の人には極力普段通りに仕事や生活をしてもらって日本経済を
回していただきたい(!)というのがまず第一の望みでした。

日本国の東半分が麻痺していたわけですから(西日本でも物資関係は
相当の混乱だったと後で西日本在住の知人にうかがいまして驚きました)、
自分たちの心配と言うよりも、国全体がどうなるかの心配をしておりました。


●震災と私のLepai

ちょっと暗い話になってしまいましたが、そんな被災生活の中で電気が復旧し、
Lepaiの青色LEDの点灯を見ていると不思議と落ち着き、生きる勇気が出てくるの
でした。このLepaiアンプはHさまやKさまの努力と苦労の結晶でもあり、
このアンプを通して楽しい想い出をもらったこともあり、青い光も心に優しいの
でしょう…とにかく愛おしい光でした。

小型軽量なボディなので、震災時もグチャグチャの部屋の中でいち早く
音を聴く環境を再構築できました。重量級の機材たちは壊れてしまったり、
再度セットするのにしばらく月日がかかったり…。

あと特筆すべきは、節電が求められる中、消費電力が極小でしたので
使用電気量を気にすることなくラジオ等聴けました。トーンコント
ロールが付いているおかげで深夜は隣室に気を配ってバスを絞ったりと
いうことも出来たり…素晴らしいです!

入力セレクターでTV用アンプとしても使っておりましたので、大切な情報の
大半はLepai経由で得たようなものです(感謝)。

「まぶしい。抵抗を入れて明るさを落として…」
という意見もあるようですが、私は気にしません(笑)<個人的意見過ぎますが(笑)

> そんな状況で弊社製品がお役に立っていたとのこと、不謹慎かもしれませんが
> 正直とても嬉しかったです。
※弊社からのメールでの返信分の一部です

まったく不謹慎だなんてことはございません^^
私も嬉しかったですし、是非この嬉しい気持ちをお伝えして
一緒に喜べたら喜びの2乗でさらに嬉しいと思ったのです。
オーディオや音楽、オーディオを通してお知り合いになれた方々との交流は
結構非常時に元気を与えてくれるものだとこの度の出来事で知りました。
まるで手が繋がっているように感じます。


●震災の話の続き-震災への備え

…実は周りでは震災に関連する話はしにくい傾向があり、やりきれない思いを
しております。

もちろん、日常においては目の前の仕事なり生活なりを大切にして、後ろ
向きなことや不安を煽るようなことを話すべきではないと思うのですが、
まだ苦しみの中にある方も大勢いらっしゃいますし、「無かったこと」には
できません。やはり節目ふしめには思い出して、決して忘れることがないよう
にしたいものですし、新たな震災に対しては常に備えるべきと思っております。

被災地における被災の度合いや個々人の体験・認識は人によって随分
違いがあって、私の体験談はまた別の被災者から見たら「軽すぎる」
「重すぎる(大げさすぎる)」と違和感を抱く人がいらっしゃるかも知れません。
現実の一例として捉えていただけましたらと思います。たとえば津波の被害に
遭われた方はまた全く別次元の酷い被災の仕方ですし、反対に仙台市の中心部で
電気が2~3日で復旧し、備えも万全だったような家庭では、ほぼ大きな難なく
過ごされた方もいらっしゃったと思います。

※水や食料など口に入れる物関係は命をつなぐための最低条件で、たとえば他に
 トイレ問題や衛生問題、水無し・火無し生活のノウハウ、節水(排水カット含む)や
 節電のノウハウ、明かりや情報の得方、寒さへの対応法、子供やペットがいる
 場合…等々、情報量が結構膨大になってしまうのです。

今回のように広範な地域で激甚災害が起こった場合は救援の手がなかなか十分に
届かない地域が多く、そういう意味でより一層の自助努力、新しいサバイバル術
が必要だったと振り返ります。また地震前の家財の防振・固定等や、非常時の家族
との連絡方法の事前確認なども大切ですね。ATMやカードも使えなくなるので、
現金も一定額常に手元に置いた方が良いです。釣り銭も不足するので、100円玉を
中心に小銭も多めが良いです。(恥ずかしながら、交通機関と最寄り銀行が
再開するまで8千円弱で乗り切る羽目になりました(苦笑)。物価高騰時にです(笑))


震災後は「防災」には限界があることを知り、「減災」を意識するようになりました。

従来、備えは3日分あれば大丈夫と言われていましたが、半月分…万全を期す
ならば1か月分の家族を支える保存食・水・生活物資・燃料等があるとベターです。
一般家庭だと半月分でもなかなかに大変ですが…でも、3日分はあっと言う間に
払底しました。ですので、とにかく可能な範囲で多くですね。これくらい備えて
いれば、家屋を失わないかぎりは危機的状況には陥らず、比較的安心して
乗り切れると思います。

また、家屋から一時的に待避したり、あるいは家屋の放棄をしなければならない
場合も想定して、非常持ち出し袋の準備も大切と思います。自家用車や、
許される場合は職場のロッカーなどにも非常用物資・用品を分散すると
良いかも知れません。

下記のようなサイトで一度ご確認されると安心です。

『防災マニュアル 準備編 - 地震情報サイトJIS「防災マニュアル」』

『防災マニュアル 行動編 - 地震情報サイトJIS「防災マニュアル」』

※上記にプラスして「震災時のトイレ問題」「震災時の衛生問題」などと
 検索されることもおすすめです。実は非常に切実な問題でした…


少しでも万が一の時にお役に立てればと存じます。


※ ※ ※


以上、とあるお客様からのメッセージでした。


こちらで私からの3.11の投稿は締めさせて頂きたいと思います。
全てお読み下さった方には心から御礼申し上げます。

弊社のようなブログではこういった投稿はある意味不思議かもしれませんが、
そんな形であってこそ誰かの記憶に留まることを切に祈っております。
またこういった形でも復興支援を啓発するきっかけになれればと思っております。
なお寄付やボランティアは弊社から特定の場所へは誘導致しません。
こういったきっかけで自分達が何を出来るか、いざ災害に直面した際に
どうすべきか、今一度再考頂ければ幸いです。

弊社一同、東北三県の復興を陰ながら応援しております。


2012年3月11日
代表 H

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