新製品のご案内

H250


高性能DACと真空管プリアンプが夢の融合!!
アナログRCA入力に加え、USB・光のデジタル2系統、合計3系統入力を備えた、2.1ch真空管プリアンプの登場です!
DAC ICは、かねてから好評を頂いているESS社のES9018K2Mを採用。
USBレシーバーはCM6642により、24bit/192kHz にしっかり対応。
真空管は
音質とコストパフォーマンスに優れた双三極管「6N3」真空管を採用しました。
おまけに、サブウーハー出力を備え、2.1ch出力に対応した死角のない逸品に仕上がっております!!

主要となる真空管プリアンプですが、今回真空管は「6N3」をセレクトしました。
「6N3」真空管は、プレートが頑丈でマイクロフォニックノイズが少ない等を特徴とし、設計が優れていると評価されている5670の互換として作られた真空管です。
元となる5670真空管はアメリカのGE社で作られ、当時は超高精度の最新式レーダー用の真空管でした。
8000MHzという高周波帯域までの広い帯域をカバーし、歪み率が低くリニアでオーディオ用途でも抜群の性能を発揮するものでした。
その後、当時ソ連だったロシアや中国が互換となる真空管を作り、軍事用の真空管として数多く製造され、備蓄されてきたという経緯があります。
ただ、ピン数が同じでも、オーディオ用途等で一般流通していた他の真空管とはピンアサインが異なっていた為に、これまで軍事需要以外の用途では使われず、高性能な真空管が現在に至るまで長くデッドストックとして保存され、軍の放出品が格安で流通するという状況になったのです。
そんなこんなで、性能が良いのに格安で流通している「6N3」を採用する事で、低価格かつ高音質のプリアンプが実現できたという訳です。

低価格の秘訣は真空管だけではありません。
この「6N3」を採用したプリアンプ回路には、180Vの高電圧が必要となるのですが、従来の真空管アンプでは大型のトランスでこの電圧を生成していました。
トランスを採用すると、トランス自体が高価さらに筐体も大きくする必要があり、部品コストが非常に高くなってしまうのですがそこは弊社のこれまでのノウハウの活かし所!
最新のICデバイスによる低ノイズ・高効率の昇圧回路により適正電圧を生成・供給し、"高音質なのに低価格”を実現しています。

この6N3真空管プリアンプにより出力されるサウンドは、温かみがあり軽快かつクリアで心地よい響き・余韻が心に響く、そんなイメージです。
「聴いていると何故か楽しくなってくる」そんな体験はございませんか?
このプリアンプのサウンドは、まさにそのような体験を実感でき、世代を問わず"音楽を愉しむ歓び"をご体感頂けます


もう一つの大きなポイントとして、通常のプリアウト出力に加えてサブウーハー端子を用意し、2.1ch出力に対応したという点がございます。
日本のご家庭事情的に大きなスピーカーがなかなか置けず、ブックシェルフスピーカーを設置されている事が多いと思いますが、低音域はユニットの大きさに左右されるところがどうしてもあるので、どうしても低音不足になりがちです。2.1ch構成ではサブウーハーでメインのステレオスピーカーでは再生できない低音を受け持つ事で、低域不足や迫力不足を解消できるという事で、ユーザー様からのご要望も多かった構成です。
プリアンプですので、現在の構成に加える事で簡単に2.1ch構成が組めるのも魅力の一つです。
例えば現在、CDプレーヤーのアナログRCA出力をFX1002J+のようなRCA入力対応のパワーアンプと接続していたとしましょう。
ここで、CDプレーヤーとFX1002J+の間にTUBE-D06Jを入れる事で、サブウーハーを接続できるようになります。
FX-501JやFX10001Jをお持ちでしたらこれらのモノラルアンプと接続し、パッシブサブウーハーの構成もお楽しみいただけます。
また、CDプレーヤーに光デジタル出力がある場合はTUBE-D06Jと光デジタル接続が可能となります。
さらに、PCでストリーミング再生を楽しみたくなりました。USBケーブルでTUBE-D06Jと接続すると入力切り替えを操作してCDもPC音源もお楽しみ頂けるようになります。
アナログRCA入力もありますので、アナログプレーヤー(フォノイコライザー搭載または別体)と接続も出来ますし、お好みのDACのアナログ出力とも接続可能です。

豊富なインターフェイスにより既存のシステムに簡単に組み込め、お楽しみ頂ける要素が盛りだくさんです。
是非お手持ちのシステムに導入してお楽しみください!!



【製品の特徴】
双三極管「6N3」真空管を採用したプリアンプ
価格面と音質の絶妙なバランスから生み出されるコストパフォーマンスを追求した結果として6N3真空管をセレクトしました。
プリアンプ製品ですので、現在お持ちのステレオシステムにも組み込む事が可能です。
真空管による温かみがあり軽快かつクリアなサウンドをお楽しみ頂けます。

D/A変換部ICにES9018K2Mを採用
D/AコンバーターICとしてESS Technology製 「ES9018K2M」を採用。
性能重視のプロフェッショナルオーディオ機器にも採用され、音質に定評のあるシリーズです。
全体的な回路構成もICの特性を最大限に活かすよう設計することにより、全帯域に渡って音の分離が良く高解像度かつクリアな音質を実現。
音像が目前に浮かび上がるようなリアリティをぜひご体感ください。

シングルエンド変換部にLM4562オペアンプを採用
コンバーターICの高解像度でクリアな音質特性を活かすため、直後のシングルエンド変換回路のオペアンプとして、超低歪み・低ノイズ・高スルーレートのTexas Instruments社製「LM4562」オペアンプを採用しました。
見通しの良いクリアでストレートな音質は、「ES9018K2M」の良さをスポイルすることなく、リアリティに溢れる音像を引き出します。

サブウーハー出力回路部オペアンプにNE5532オペアンプを採用
サブウーハー出力回路部のオペアンプとして、定評のあるオーディオ用低ノイズオペアンプ「NE5532」を採用しました。

USB入力でハイレゾ24bit/192kHzに対応
USBレシーバーICにはC-Media製「CM6642」を採用し、USB入力で最大24bit/192kHzの入力に対応しています。

高品質部品を惜しみなく採用
各機能を受け持つICは当然のことながら、受動部品についても高品質部品を惜しみなく採用。
各種カップリングコンデンサには高品質フィルムコンデンサを採用し、音質への影響の大きい箇所にはコストを惜しまず高品質部品を採用しています。
ICの性能と音質を最大限活かすために手を抜くことはありません。

アナログ1系統+デジタル2系統の合計3系統入力切替機能を搭載
フロントの入力切替スイッチにより、USB/OPTICAL/アナログ入力の切り替えが可能です。
USB・光のデジタル入力では高性能DACによりアナログ変換された信号を真空管プリアンプ回路を通して出力できるほか、アナログ入力も備えているため他のアナログソースやお好みのDAC出力とも接続可能です。
様々な機器の音声出力をスイッチ一つで切り替えてお使い頂けます。

2.1ch出力対応サブウーハー出力端子を装備
サブウーハー専用出力端子(RCA端子)を装備しており、パワードサブウーハーを接続するだけで簡単に2.1chシステムが構築可能です。
ステレオスピーカーが小型でもサブウーハーで低域を強化することで、豊かな低音・迫力のサウンドをお楽しみ頂けます。

H250_1
H250_2



【製品仕様】
ブランド:FX-AUDIO-
製品型番:TUBE-D06J
カラー:ブラック
対応真空管:6N3(2本付属) / 5670
アナログ入力:[1系統] ステレオRCA端子
デジタル入力:[2系統] USB TypeB端子 / 光デジタル音声入力(角型)
入力対応フォーマット:PCM 2chステレオ 最大24bit 192kHz
アナログ出力:ステレオRCA端子
サブウーハー出力:RCA端子
DAC IC:ESS Technology ES9018K2M
USBレシーバー IC:C-Media CM6642
シングルエンド変換部オペアンプ:Texas Instruments LM4562
サブウーハー回路部オペアンプ:Texas Instruments NE5532
電 源:DC12V / 電源容量1.5A以上 (ACアダプター別売)
電源コネクター:外径5.5mm 内径2.1mm (センタープラス仕様)
付属品:6N3真空管2本・説明書
サイズ:幅133mm×奥行き160mm×高さ33mm(突起部を除く)
重 量:605g

【動作対応OS(USB接続)】
USBAudioClass 1.0対応:Windows10/8(8.1)&7/Vista/XP/2000/ MacOSX/9.1以降
※OS標準ドライバで動作
USBAudioClass 2.0対応:Windows10CreatorsUpdateバージョン1703ビルド15063以降 MacOSX10.6.4以降
※改良等の理由により、予告なく仕様およびデザインを変更する事があります。