皆さま、こん〇〇は。サポート新人のAです。ようやく寒波も一段落ですが、皆さんは如何お過ごしでしょうか?21世紀になってからは、少しづつ平均気温が上がり続けて、すっかり暖冬に慣れたところに。記録的な今年の寒波と大雪ですから、かなりの混乱が有ったのではないでしょうか。

弊社は配送拠点が大阪ですので、発送業務自体は大丈夫だったのですが、発送した商品が配達できない地域のお客様もいらっしゃり、お問い合わせと配送確認で気を引き締めて対応させて頂いております。
皆様ご存知のように、NFJストアは現実の店舗が無いWebショップですので、普段から確実に荷物を運んでくださる宅配便業者さんには心から感謝しています。まして今回のような大雪や、台風などの自然災害時には、復旧するかしないかの段階で配達を再開してくれる、物流業界の方々には本当に頭が下がる思いです。コロナ禍で物流業界自体が人手不足の大変な時期でもありますので、配達してくれた配達員さんには労いと感謝の一言をお願いいたしますね。


さて、それでは新年明けましての一発目!今月のお勧め製品推進キャンペーン!!いきますね!
再紹介第八弾の今回は、パワートランジスタ ディスクリート回路ヘッドフォンアンプ FX-AUDIO- PH-A1Jです。

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ヘッドフォンアンプとして、STAY HOME 応援キャンペーン第3弾「音に特色のあるヘッドフォンアンプのご紹介 TUBE-02J編」、に続く2台目ですが、TUBE-02Jが真空管とオペアンプで好みの音造りができる自由度の高さが売りなのに対し、PH-A1J純A級のパワトラディスクリ構成と言う、オーディオとしては直球ど真ん中の、緻密ですが厚みがある音質が売りのヘッドフォンアンプとなります。



まずはデビュー当時と第2ロット発売時の紹介記事をお読みください。

新商品のご案内「FX-AUDIO- PH-A1J」

Labo’s View 003 FX-AUDIO- PH-A1J

FX-AUDIO- PH-A1J 第2ロット 発売のご案内

FX-AUDIO-初の単機能ヘッドフォンアンプなんですが、意外とあっさりした新製品の紹介記事なので、「あれ?」っと不思議に感じた方もいらっしゃるかと思います。
実は弊社にとっての2018~2019年度は「製品ラインアップを充実させて、生産能力を向上させる」成長戦略の年度(※1)として位置付けられており、新製品が大量に発表を控えていたんですが、マニアックなディスクリート(※2)構成のヘッドフォンアンプが、発売当初は争奪戦になる程の人気になるとは誰も想像していなかったんですね。(^^;)

さて、一見好調に見えるスタートを切ったPH-A1Jだったんですが、販売開始直後に個体差による
潜在的な熱ノイズ問題が発覚して、一次販売を中断して対応に追われる事となりました。
幸いなことに、放熱しにくい環境で故意に温度を上げて試聴すれば判別できたので、初期ロットは数量が少ないこともあって事なきを得ました。

そのような経緯もあって、第2ロットでは熱によるノイズ対策を施し、電源部の見直しで更なるSNRの向上を果たしました。その甲斐もあって、いまではコアなヘッドフォンマニアの方々から熱烈な支持を得る、唯一無二のヘッドフォンアンプとなっております。

(※1)2018~2019年度は、年間20機種以上の超ハイペースで、新製品をリリースしてたんですよ。

2018年度
TUBEシリーズ3機種、DAC,DDC5機種、アンプ9機種、ヘッドフォンアンプ2機種、アクセサリー2機種、新設計リニューアル2機種 計23機種

2019年度
TUBEシリーズ2機種、DAC,DDC5機種、アンプ4機種、ヘッドフォンアンプ2機種、アクセサリー4機種、新設計リニューアル2機種、自作キット1種 計19機種+1自作キット

(※2)ディスクリートの元の意味は「個別、分離」ですが、オーディオ用語では単体もしくは単機能の能動素子、受動素子を指します。
能動素子は電圧や周波数に働きかける機能を持ったトランジスタやダイオード、受動素子は働きかける機能のない、抵抗、コンデンサ、コイルが相当します。



それでは、PH-A1Jの特徴を見ていきましょうね。

【製品の特徴】
■パワートランジスタを使用したディスクリート構成アンプ
最大の特徴でPH-A1Jの存在意義と言い切ってもいいかもしれません。
今の技術なら小指の爪より小さい50平方mmに満たないICで得られる性能を、単機能素子で回路を設計するとSMD(表面実装部品)使って小型化してもPH-A1Jのサイズになってしまいます。

では、なぜそんな無駄とも思える設計にするのか?と言えば、強い個性(癖と言っても良いかもしれません)を持たせるためなんですね。本来オーディオは実際の歌や演奏と同じ音を再現する、原音再生が一つの理想とされています。ところが最終的な音の出口は、物理的に空気を振動させるスピーカーですから、どんなに高性能なスピーカーでも原音には遠く及びません。また聴くのは生身の人間ですから、人それぞれで感じ方が違います。そこで再生機器に個性を持たせて、特定の人との相性を良くするのが実際のオーディオ機器の役割なんですね。

またオーディオで良く語られる「心地良い音」ついては、弊社では数多くのオーディオ製品の開発経験から、「心地良い音」の要素として能動素子のサイズに着目しています。
たとえばオペアンプは、表記上の性能は一緒で型番も変らないのに、プロセスルールが進んでダイサイズがシュリンクされた(小さくなった)製品に置き換わっていくのは、半導体業界では半ば常識です。良く言われる製造年が古い方が音がいいってのもそうなんですが、実際聴き比べると古くてダイサイズ(プロセスルール)が大きい方が、オーディオ的に心地よい音である事が多いんです(※3)

弊社設立当初の大ヒット製品であるLepai LP-2020A+や、FX202JTA2020自作キットで使われていたTA2020-020も、ダイサイズが非常に大きなのが特徴ですし、2018年から取り扱いを開始したBurr-Brown社製 OPA627AU 2回路DIP化オペアンプ完成基板が、Burr-Brown時代の古いチップを指定して仕入れているのも、そんなところに理由が有ったりするんですよ(※4)

そういう意味で言えば、弊社のアンプに使用する能動素子では真空管が物理的に最大ですし、PH-A1Jに使われている NXP Semiconductors社製 BD139・BD140パワートランジスタは2番目に大きな素子です。
小さな素子を並列化して個体差を減らす事で理想の特性に近づけるICですら、ダイサイズによる個性が出るぐらいですから、単体で大きな素子を使うオーディオ機器ともなると、個体差も大きく特性も完全とは言えないものになります。けれど、個性もより強くなるので相性の良い人にとっては、代え難いオーディオ機器になるわけです。

こういう視点から見れば、FX-AUDIO-据置型ヘッドフォンアンプ3機種が素子の違う構成で、音を好みに変えられる自由度の設定が違う(※5)のも、ご納得いただけるのではないでしょうか?

(※3)オーディオで重視される響きも、時間や減衰の仕方で人により好き嫌いはありますが、総じて自然な1/f揺らぎがある響きが好まれる傾向にあります。響きの時間や減衰は受動素子のコンデンサーやインダクタで調整可能ですが、揺らぎの部分は電流そのものをコントロールする能動素子が鍵を握ってるんですね。

商品説明にプロセスルールについての説明がありますよ。
PCM2704+TDA1308 搭載 USB DAC/DDC HPA 自作キット
こちらも商品説明の【パワーアップポイント】にダイサイズの説明が有ります。

(※5) 素子の大きな真空管が一番個性が強いので、TUBE-02Jは真空管とオペアンプ2個で調整範囲が広いですし、ヘッドフォンアンプICを使う優等生のPH-A2Jは個性(癖)が控えめなので、調整範囲もオペアンプ1個と少なくなっています。そしてPH-A1Jはちょうど中間のオペアンプ2個で調整できるようになっているんですよ。

■純A級のプッシュプル回路による、全再生帯域でのリニアなレスポンス。
プッシュプル回路で、理想的な増幅特性の直線部分だけを使う純A級動作ですから、リニアなレスポンスと音質は折り紙付きです。純A級回路は消費電力の半分以上は熱となって捨てられてしまうのですが(※6)、無駄な電流を減らす事により発熱対策も万全となったので、夏場の空調が無い環境下でも安心してご使用いただけます。

(※6)消費電力自体が最大3W程度ですので、熱になるのは1.5W前後ですね d(^^)

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一般的に電力効率はD級>B級>AB級>A級ですが、これは実際に電力が消費されない時に電流を流している量(時間)によって決まります。つまりD級は無駄な電流を流さないので電力効率が良く、A級は一定の電流を流し続けているので電力効率が悪く発熱するわけです。

しかし、無駄な電流を流さずに必要な時だけ流す方式には欠点が有ります。それは急に電流が必要になっても、電流量が増えるまでにタイムラグが発生し、必要な電流量になるまで電圧が下がってしまうんですね。その欠点を補うために、D級アンプはバル
コンデンサをIC直下に必要としており、FX-AUDIO-のデジタルアンプが大容量のバルクコンデンサ積んでいる理由でもあるんですよ。
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■高品質電源回路への進化
正負電源生成は第1ロットのXLSEMI社XL6019から、第2ロットではBD139、BD140TPS5430(スイッチング周波数500kHzの高性能DC-DCコンバータ) によるハイブリッド構成とし、リップルノイズを大幅に低減。

XL6019でも十分に高品質な正負電源を生成できるのですが、高能率イヤフォンでのご利用も考えて、更に一歩踏み込んだ低ノイズ化を実施。同時期に第2ロットとなったPH-A2Jの電源部も同じ構成を採用しており、クリーンで負荷変動にも強く、ヘッドフォンアンプの正負電源としては理想的ともいえる構成です。

■専用ICによる出力保護回路を搭載
出力保護IC C1237HANEXEM(旧NECトーキン)社製高音質リレーにより、万が一の際も出力をカットする保護回路を搭載。

出力保護ICとしては定評のICで、オーバーロード、オフセットを検知して出力を遮断するほかに、ディレイスタート機能もあるので、誤って電源操作をしてもポップノイズを回避できます。

って、気が付けばいつの間にか長文に(汗)になっちゃいましたが、今回の再紹介は如何でしたか?
FX-AUDIO-では真空管以外のディスクリート構成アンプはPH-A1J以外は無いんですが、この再紹介で各ヘッドフォンアンプの立ち位置、ラインナップの意味や遊び方がわかってもらえたでしょうか?
私はフルオケやスイングジャズはPH-A2Jで、ボーカル物やクラシックの小品、ロックなんかはPH-A1Jで聴いていますが、皆さんがどんな使い方にチョイスするか楽しみです。


オーディオって結局は自分で聴いてみないと分からないので、興味を持った方はぜひパワトラディスクリ純A級の世界を試してくださいね!
最近は入門用の廉価な
ヘッドフォンでもレベルが高くなってるので、持ってない方はこの機会にヘッドフォンデビューしちゃってください!!

それでは、お待ちかねのキャンペーン内容の発表です!!
今回のお勧め製品推進キャンペーンは、ACアダプタープレゼントです。
PH-A1Jをお買い上げ頂くと、各色先着30名さまに[リユース品]DC12V/1A ACアダプター(推奨品)  を1個無料で付けちゃいます!
基本的にセール対象外アイテムですので、ACアダプター売価780円が無料と考えるとかなりお得ですねd(^^)
FX-AUDIO- PH-A1J
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ブラック・シルバー 各30台限定
お求め時にこちらのオプション項目をご確認ください

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